2008年11月11日

広島平和記念資料館を訪ねました

hirosima1010008.JPGhirosima1010005.JPG広島平和記念資料館は1階がピロティになっていて、平和大通りから平和記念公園へのゲートとして機能していました。多くの修学旅行生や外国からの観光客がこのピロティを通っていました。この資料館への入場入り口は別館の東館からになっていて、2階の空中歩廊から平和記念資料館へアプローチするようになっています。退場は2階展示室から1階のピロティに出るような動線になっていました。

この建物は故丹下健三氏の設計により1955年に竣工したもので、戦後日本の日本的モダニズム建築を象徴するような建物といわれています。近代建築と日本の伝統を融合させる新しい造形性の提示が試みられています。ピロティのコンクリート柱はル・コルビジエ設計の建物を参考にしたと思われますが、下が細く上が太く、角は丸みを帯びていて、表面は木目模様が入った打ち放し仕上げになって、無味乾燥になりがちなピロティ空間を和らげているように感じました

posted by yuhi at 12:47| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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