今年も10月に第22回目の彫刻展が開催されたようです。この彫刻展は宇部市を「日本一の公害のまち」から「文化の香り高い、潤いのあるまち」にしてゆこうという目的で、緑化事業と並行して行われてきました。この彫刻展はこれからも永く続けていってほしいと思います。彫刻があちこちに散在して、見かけられるようになってもらいたいものです。建築の設計者も彫刻に負けないように、いい建物を設計して行きたいものです。ガンバリマス!
ちなみに、この彫刻の横にある全日空ホテルは前回のブログで紹介した渡辺翁記念館と同じ設計者による建物です。竣工当初は1階ピロティに池と噴水があり、潤いのある空間だったのですが、残念なことに設計者の村野藤吾氏が亡くなった後に、駐車場に変えられてしまったようです。天国で、「コノヤロー」とさぞかし悔しがっているのではないかと思います。
ラベル:宇部の彫刻