それまでは勉強はダイニングルームでやったり、リビングルームに近い所に自分の居場所があったり、いつも親のそばで過ごしていた子供であれば尚更です。
高校受験や大学受験の時の為に将来、子供部屋に出来るように当面は物置部屋にしていたり、お客さんの為の予備室にしたりという方法も考えられます。
子供部屋は勉強ができて、睡眠がとれる広さがあればいいと思います。限りあるスペースを有効に活用することを考えると、子供部屋は一人あたり4帖あれば十分でしょう。
一日の疲れを癒せるコーナーや読書、音楽鑑賞・インターネットなどの趣味のコーナーやファミリールームなどの家族の為のスペースを充実させるほうが家族とのコミュニケーションもとれ、家族との関係が良好に保てるのではないかと思います。
幼児のいる家庭は10階建てなどの高層マンションの高層階に住む場合、子供の行動や精神面に影響があるかもしれないということを頭においておく必要があります。
親はベランダからの子供の転落を恐れて過干渉になり易く、子供の行動に必要以上に制約を加えてしまいがちになります。積極性や自立性に欠ける人間になってしまう恐れもあります。できれば幼児のいる家庭は気楽に地面に接することができる平屋か2階建ての住居に住む方がのびのびと子供を育てられるのではないでしょうか。
これからマイホームを考えられる方の為に参考になる本を紹介します。
「危ない間取り」 横山 彰人 著 株式会社 新潮社 発行
ラベル:住居
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