地下鉄表参道駅からみゆき通りといわれているプラダなどのおしゃれなファッションブランドビル街の通りを通って、
およそ10分ぐらいのところにある根津美術館に立ち寄りました。
比較的な小さな美術館ですが、勾配のある地形を生かした広い日本庭園、庭園に臨むカフェ、茶室などがあるので見どころはたくさんありました。
庭園というより森の中にいるようで、小川のせせらぎや鳥のさえずりも聞こえるような静寂の世界で、
お洒落な南青山にいることを一瞬忘れてしまうほどでした。
常設展は日本や東洋の古美術を展示してあって、特別展は「尾形光琳の燕子花図」でした。
この建物は新国立競技場を設計した隈研吾氏設計ですが、自然素材を取り入れる彼らしい設計で
正門から竹の生垣と竹の外壁に囲まれた長いアプローチ空間は、この先の空間に期待感が持てるような高揚感がありました。
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