この施設は京都のJR大山崎駅から坂道を登って、約10分くらい歩いて行った所にありました。
この建物はもともと個人の別荘として大正から昭和にかけて建てられたもので、イギリスのチューダー様式を参考にして設計されたようです。建て主はヨーロッパに遊学した経験があり、西洋文明に親しみ見聞を広めたことにより欧州の様式をまねて建設したようです。
アサヒビールが別荘を修理補修し、美術館として1996年に開館したようです。新館は本館とは対照的なコンクリート打ち放しの建物で、地下には印象派の画家の作品を展示していました。多くの安藤忠雄氏の作品に見られるように、この美術館の入り口へのアプローチ部分にはカスケードの水の音が印象的でした。
ラベル:美術館
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