1980年代にフリッツ・ハンセン社のデザイナーによってデザインされた、キャスター付椅子の元祖的なものです。今でも製造されていますが、現行モデルは5本足で、4本足はヴィンテージになっています。この椅子はシンプルなデザインで、今見ても古臭く感じません。白木の内装デザインにも良く合います。機能的にも、座面と背もたれの微妙なカーブが体にフィットします。座面と背もたれは成型合板にラッカー塗装されています。
その他に、フリッツ・ハンセン社の椅子としては、蟻をモデルにした「アリンコチェア」・「セブンチェア」・卵のような曲線形の「エッグチェア」・白鳥をイメージさせる「スワンチェア」などが有名です。
ラベル:フリッツ・ハンセン社の椅子