2018年03月23日

高齢者施設の現在〜ケアのあり方を考える

日本では超高齢化が進んでいて、高齢者を受け入れる施設も多様化しています。例えば、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、小規模多機能型居宅などがあります。自宅で一生を過ごせることが理想的なことかもしれませんが、それぞれ各家庭の事情がありそう簡単なことではありません。そういう意味では選択肢が多いことは高齢者や家族にとってはありがたいことではないかと思います。収入の違いや介護度、介護者の状況に応じて考えなければいけません。
 昨年、私の設計により防府市に完成した<
サービス付き高齢者向け住宅プルメリア新築工事>が建築の専門誌建築ジャーナル>の今月号に掲載されました。興味のある方は参考にされてください。
建築ジャーナルIMG_0001.jpg建築ジャーナルIMG_0003.jpg


posted by yuhi at 18:43| 山口 ☀| Comment(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月31日

新国立競技場

建築家のザハ・ハディッド氏デザインの新国立競技場の計画が白紙撤回されました。

高性能のコンピューターを活用することで実現可能となった近未来的な流線型のデザインでしたが、

コストが余りにも高くつき、白紙撤回も止むを得ないのかな〜と思います。

地震の少ない諸外国に比べて日本は地震国なので耐震コストが高くつき、

建設コストが高騰していることも影響しています。

選手の強化費を削ってまで新国立競技場の建設費用に充てようという案も出ていましたが、

そのようなことのないように新しい競技場の計画を立て直して欲しいものです。
posted by yuhi at 17:34| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月30日

御嶽山の山小屋

御嶽山の頂上には噴石などから登山者が身を守れるようなシェルターがなかったようです。

ニュースの画像を見ると、山小屋は木造で屋根のあちこちに噴石による大きな穴が空いていました。

あの穴の下にいた人は大丈夫だったのだろうかと心配になりました。 

屋根が鉄筋コンクリートで造られていれば、少なくとも室内に噴石が落ちてくることもなかったでしょう。

自然の中では木造の方が周りの環境にマッチし易いと思いますが、活火山の山小屋の主体構造は

木造ではなく鉄筋コンクリートにすべきだと感じました。外部の仕上げは木でもいいと思いますが、

主体構造はシェルターになり得るようなものを採用すべきでしょう。

ラベル:御嶽山
posted by yuhi at 16:55| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月06日

南海トラフ地震

TVや新聞などのメディアで報じられている南海トラフ地震は太平洋沿岸の地域だけのことと思いがちですが
瀬戸内海沿岸の地域にも被害を及ぼすと考えられています。山口県の震度も5弱から6弱の地域もあると想定されているようです。津波の影響もあると考えられています。各市のハザードマップなども参考にして地震に備える必要性を感じます。
最近、高齢者施設の建築について相談されることも多くなっているので、特に弱者である高齢者の安全について注意する必要性も感じています。
posted by yuhi at 16:00| 山口 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月30日

東日本大震災からの教訓

今回の東日本大震災では防波堤で食い止められないような巨大な波によって、町が壊滅的な被害を受け、防波堤だけに頼ることは危険だということがよくわかりました。

これまでの町づくりについての考え方を大きく変える必要性を感じました。

居住地域については、大波でも届かない高台で、できれば地震時に液状化しない切土した土地が適していると思います。土砂崩れしそうな裏山がない所がより理想的でしょう。

海に面している必要性のある建物、例えば漁港や貿易港の施設については防波堤を超えた津波の力を受け流せるような形状にし、屋上などに避難出来るような中層以上の鉄筋コンクリート造などが適しているのではないかと思います。

海岸部はできるだけ自然公園にし、大津波が襲ってきた時には避難できるような展望台があれば安心して公園で遊んだり、くつろいだり出来るのではないかと感じました。

巨大災害はまれにしか起こらないのですが、だからといって「被害を受けた人達は運が悪かったんだ。」では片付けられないことだと思います。

私の暮らしている山口県は巨大地震が起きる可能性は低いと言われていますが、可能性はゼロではないのでこの教訓を忘れずに備える必要性を感じます。
posted by yuhi at 16:57| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

「東京中央郵便局」の再整備について

tokyoyubinkyoku.JPG鳩山総務相が地上38階建ての高層化計画のある東京中央郵便局の保存を日本郵政に要求するというニュースがありました。

昭和初期に建てられた東京中央郵便局は日本の近代建築史上、重要な建築物です。この建物は東京駅駅舎の前にあり、シンプルな外観でありながら窓のデザインに段階的な変化などの工夫を凝らした日本のモダニズム建築を代表する建物の一つです。

文化省も重要文化財の価値があるかどうか検討したいので調査を日本郵政に打診していたようですが、調査を受け入れていないようです。

民営化された日本郵政は効率を重視しているようですが、文化的な損失にならないように配慮してほしいものです

ラベル:重要文化財
posted by yuhi at 17:40| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

性善説と性悪説

 構造計算書偽造問題を受けて、国土交通省は建築基準法を見直し、大幅な改正を実施しました。改正建築基準法の施行は6月20日からになります。
 改正建築基準法はこれまで、人間の本性は基本的に善であるとする性善説のルールで構築していた法制度を人間の本性は悪であるという性悪説の考え方で見直した結果できた法律です。構造だけではなく意匠や設備も、審査の手続きや提出書類の内容が大きく変わり、建築確認や検査に要する費用や手間も増えてきます。
 耐震偽装で問題になった何人かの心無い不誠実な技術者のために、他の多くの技術者や建て主、生活者などに大きな影響をおよぼす結果となりました。
posted by yuhi at 11:16| 山口 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

宇部市の景観計画

先日、宇部市の景観計画の説明会が開催されました。

 宇部市は、平成16年の国による「景観法」の施行に伴い、良好な景観の形成を図るための「宇部市景観計画」を策定しました。この計画において、積極的に総合的景観施策を展開する区域を景観計画区域として定め、建築物の新築等の行為について届出義務を課し、景観に影響を及ぼす場合は勧告を行いながら規制誘導による景観形成を図っていくということです。景観計画区域は新川駅前からエムラまでのシンボルロード沿線や真締川周辺、宇部港周辺などが該当する区域になっています。

 宇部市景観計画の基本理念は以下のようになっています。

1.培われた緑・花・彫刻運動を継承・育成する。
2.北部自然緑地、周防灘などの優れた自然景観を守り育てる。
3.常盤湖、小野湖、真締川、厚東川等の水辺空間を保全・活用する。
4.数少ない歴史、文化的資産を守り育てる。
5.地方中核都市にふさわしい中心市街地景観を。
6.活気ある産業都市としての景観をつくる。

 景観形成の為の基準の項目の概要は以下のようになっています。

1.建築物の外観の色彩や形態意匠の制限
2.壁面の位置の制限
3.建築設備に関する制限
4.建物に付属する駐車場に関する制限
5.緑化に関する基準

 良い景観を形成するため、建物に一定の基準を定めることは必要だと思いますが、最終的には、設計者や建て主、住民が自分達の街をどれほど愛着の持てる街にしたいかという意識を持つかによって都市の魅力や快適さが変わってくるのではないかと思います。建物は雨露がしのげればいいという考えでは都市の魅力は増すことはないでしょう
ラベル:街づくり
posted by yuhi at 16:15| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

竜巻対策

 先日、北海道の佐呂間町で大きな竜巻により、工事現場のプレハブ数棟や住宅が吹き飛ばされ多くの方が亡くなりましたが、その後も、佐呂間町ほどの大きさではないにしても各地で竜巻が起こっているようです

 地球温暖化の影響で日本全体が沖縄のように亜熱帯化していくのではないかと言われていますが、これから先、竜巻が増えてくる可能性があるかもしれません。

 台風のよく来る沖縄では鉄筋コンクリートの建物が多いのですが、その理由は鉄筋コンクリートの建物は重量が重く、風に対して飛ばされにくいという特徴があるからです。プレハブの建物は重量が軽い為、風には弱いという欠点があります。木造の建物もプレハブの建物ほどではないにしても、やはり風に対して強くありません。コンクリートの建物はしっかりとした設計をし工事をすれば安全性が高いのですが、一般的にはコスト的に他の構造の建物よりは高くつきます。
 これから竜巻が増えてくるとすれば、鉄筋コンクリートの建物のコストダウンの方法を考え、工夫する必要があると思います
ラベル:建築構造
posted by yuhi at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

アンビリバブル / シ ン ジ ラ レ ナ イ !

 昨日、フジテレビ系のテレビ放送番組「アンビリバブル」で、11年前の韓国の百貨店の崩壊が放映されていました。500人もの方が亡くなっているというのです。

 この百貨店は1989年にソウルでオープン後、人気の百貨店として多くの人が利用していたそうです。しかし、この建物はとんでもない欠陥建築物だったのです。工事が始まった時点では4階建ての設計だったのが、シ ン ジ ラ レ ナ イ ことに工事途中から5階建てに変更したというのです。しかも、構造的には5階建ての建物が安全に建っていられるようなものではなかったのです。さらに悪いことに、この建物のコンクリートの床はフラットスラブ構造といって、構造的にはあまり強いものではなかったのです。この構造は梁が無く、デザイン的にはすっきりとしていいのですが、この構造を採用する時は特に注意が必要なのです。構造の専門家がこの百貨店の危険性を指摘したにも拘らず、この百貨店の責任者である会長や社長は人命よりも自分達の目先の利益を優先したのです。

 最初に工事していた建設会社は工事途中の変更を拒否して断固反対したようですが、百貨店の経営者は同族系の別の建設会社に無理やり引き継がせたということでした。

 こういう無責任極まりない人間が世界中にいるということは残念なことです。わが国でも同じようなことが事が起こっていますが、こういう社会はどうにかなりませんかね。
posted by yuhi at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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